鼻からうどん(後編)
鼻からうどん(胃カメラ)を入れる時 痛くない方法 3つ
↑こっちじゃない
こっち↓
(1)麻酔をよく効かせること
(2)体の力を抜くこと
(3)あ~~~と声をだすこと
それぞれ見ていこう。
(1)麻酔をよく効かせること
胃カメラを入れる前に別室で麻酔を効かせる。
手順は
①鼻に霧状の麻酔を噴射する。
鼻にノズルを差し込んでプシュッとされる。
②ゲル状の麻酔を鼻から吸う。
ゲル状の麻酔を片方ずつ、鼻の穴から吸う。
鼻水を吸い上げるように吸う。飲んでも可。
③ゲル状の麻酔をガラスの筒に塗ったものを差し込む。
ゲル状の麻酔を胃カメラの管より1mmほど細いガラス管に塗り、
それを鼻の穴に挿入する。ぐう~と喉の近くまで届く。
①②の麻酔が効いているからそこまで痛くない。
④口から喉にかけて霧状の麻酔を噴射する。
鼻から喉にかけては麻酔が完了した。
最後は口から喉にかけての麻酔である。
口から霧状の麻酔が吹きかけられる。
すべてにおいてのポイントは、
「ゆっくりと しっかりと 麻酔を行き渡らせること」
これに尽きる。
麻酔が効いていないと話にならない。
若干味が変だと思っても、後々効いてくるので
ここは大切にしたい。
(2)体の力を抜くこと
これは検査医にも言われることだ。
初めてのことで「そんなこと言ったって!!」と思うけれど
実際体の力を抜かないと、
胃カメラが通る際
鼻の壁や食道管のどこかに当たる確率が高くなる。
(3)あ~~~と声をだすこと
鼻から胃カメラを通され始める。
まずは鼻を通過する。
次は喉・・・と
このあたりまでは麻酔が効いているとはいえ
感覚があるのでどこを通っているのかが感じられる。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とはよく言ったもので
喉元を過ぎれば全くわからない。
今どこを通っているのかを感じながら
「あ~~~~~」
「あ~~~~~」
と声を出すと不思議と冷静になる。
そして②にもつながるが
声を出すという行為自体が
リラックスして力を抜く効果がある。
終わりに
誰にとっても「初めて」はある。
「初めて」は不安なこともたくさんあるけれど
その分、しっかりと心が動く経験にもなる。
「心が動く」
という経験は本当に大事だ。
心が動かなければ一気に老ける。
年歳は体年齢と心年齢があると思う。
心が動く経験をたくさんしていきたいものだ。
う~~ん
はじめと結びがちぐはぐだ。
書いていると話がそれてとんでもない方向にいってしまう。
それもまたよし。